介護が終わるその日まで

たまには愚痴を溢さずに1日を送りたい

自業自得

散々人の言葉に耳を貸さず我を通してきた義母

 

主治医、看護師、訪問医、ケアマネ

皆さんがこれからの生活が少しでも苦痛なく過ごせるようにとアドバイスしてくれたにもかかわらず

目先のことしか見えず

その時自分が楽になることを選んできた

 

後で困るよと言っても

今こうしてもらわないと嫌だ、困ると主張を続けてきた

 

寝たきりになり褥瘡が出来はじめている

痩せてきて骨が当たるから痛みもある

 

介護ベッドの利用を始めるとき

何度も落ち着かないと私を呼び出しては

自分の使っていたベッドへ移し変えさせられた

80kg以上あるベッドをひとりで移動させられた

 

マットレスも介護用は嫌だと複数試した結果

自分が使ってきたマットレスを使うことを押し通した

 

入院中もそのマットレスを持ってこいと言って届けた

 

思い通りにするために大袈裟な嘘をつき

人を動かしてきた

 

その結果、褥瘡も進行

寝る姿勢も固まったままで足は曲がらない

自分で動かす筋肉も弱ってきている

 

何も考えず

その時楽なことを選び

困れば人に何とかしてもらえばいいと思っている

 

そんな姿を見続けてきても

苦痛を取り除いてあげるために4時に起こされる

 

死に行く人に鞭打つことをしてはいけないという良心が私を苦しめる

 

人生の終わりを穏やかに迎えさせることだけが優先される

 

器が小さく覚悟が足りない駄目な人間なんだと

自分の不出来を突きつけられる

 

自己主張する義母と同じなのだろうか

 

私は自分を守り切れるだろうか

私が壊れるのと介護が終わるのと

どちらが先になるのだろうか